私的、元住吉で一番うまいラーメン屋「てっぺん家」へ

はにわ官房長官
こんにちは。ナマステ。官房長官のはにわです。お出かけしたときに、「この辺でどこか美味い店ないかな?」と思うことが良くあると思います。もし川崎の元住吉駅に来てラーメン屋を探すのでしたら、ここお勧めです。




元住吉で一番おいしいラーメン屋

今日は、私が元住吉で一番おいしいラーメン屋と思う【てっぺん家】をご紹介したいと思います。
いきなりですが、こちらのお店です。


神奈川県 川崎市中原区木月2-4-10
営業時間
月~金  11:30~15:00 18:00~翌1:00
土    11:30~翌1:00



【てっぺん家】は、名前に「家」が付くとおり、横浜家系ラーメンです。家系ラーメンは、とんこつ醤油の濃厚スープに少しちぢれた太麺という組み合わせのラーメンです。

横浜・川崎のご当地ラーメン3つ

日本各地にご当地ラーメンがありますが、横浜・川崎エリアでまず思い浮かばれるのが【サンマーメン】です。

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30年以上前は、横浜で地元ラーメンといえばサンマーメンでした。
サンマーメンは1947年頃に生まれたもので、元々は中華料理屋のまかない飯が発祥です。
醤油味のスープに細麺で、肉・もやし・白菜+季節の野菜等をあんかけにしたものです。
トロトロの餡が細めの麺に絡んでとてもおいしいラーメンです。もちろん今でもあちこちのラーメン屋さんで出されています。中国風ラーメンを戦後の日本に合わせて改良した感じのもので、「横浜といえば中華」を体現するようなラーメンです。

次に横浜・川崎あたりで有名なのが1960年代に生まれたと言われるイソゲンの【ニュータンタンメン】でしょう。


挽肉とニラを卵でとじて、たっぷりのニンニクと辛みを付けたあっさりスープに太麺を合わせるというものです。「タンタンメン」には色々なルーツがあるようですが、横浜・川崎では、イソゲン式の【ニュータンタンメン】が最も流行っていると思います。
ニュータンタンメンは最後にスープに沈んだ挽肉を食べることになるため、最後は大きなレンゲを使ってスープを味わうことになります。卵の甘みと、沢山の唐辛子からくる辛みが合わさって、すっきりしたスープを引き立てます。辛くておいしいスープを味わうラーメンです。ただし、このニュータンタンメンはニンニク臭が大変強いので、私的には晩飯限定メニューです。

最後に登場するのが【家系ラーメン】です。発祥は1974年に横浜・磯子の新杉田に開業した吉村家が発祥です。ただ、私の記憶では1990年頃はまだ「家系ラーメン」とは呼ばれてはなかったと思います。1990年頃、友人から「杉田にうまいラーメン屋があるから食べに行こうぜ」と誘われて言った吉村家のラーメンが、今となっては【家系ラーメン】と呼ばれるラーメンを食べた初めての経験でした。【家系ラーメン】は、今では横浜・川崎だけではなく日本中に広がっています。日本全国への広がり具合では、他の【サンマーメン】【ニュータンタンメン】を大きくリードしているようです。

【家系ラーメン】醤油豚骨スープに少し縮れた太麺という組み合わせがベースですが、店によりスープやメンに若干の違いがあります。

元住吉なら【てっぺん家】

さて、元住吉のてっぺん家ですが、最寄り駅は東急東横線の元住吉駅です。
元住吉は商店街が賑やかなことで有名な街です。元住吉駅前から西側・左方向に伸びるのがブレーメン通りという大きな商店街です。


反対方向、元住吉駅から東側・右方向に伸びているのがオズ通りと言います。
食事が終わって時間があったら、商店街にキュ臣がある人はブレーメン通りをブラブラしていくのも面白いと思います。

てっぺん家はオズ通り側に進んで、最初の角を右折し、直進すると右手にあります。

明るい店内に入ると券売機があるので、ここでメニューを選びます。5千円札・1万円札は使えませんが、お店の人に言うとすぐに千円札に崩してくれます。

ラーメンとつけ麺メニューが色々あります。主なメニューは次のものです。

  • ラーメン690円
  • がごめラーメン800円
  • チャーシューメン890円
  • てっぺんラーメン980円
  • 特製辛~いラーメン800円
  • ミニラーメン800円
  • 和風とんこつラーメン800円
  • つけ麺・ラーメンタレ800円
  • つけ麺・和風たれ800円
  • つけ麺・がごめたれ850円
  • つけ麺・辛~いたれ850円
  • 特製餃子350円
  • チャーシュー丼350円
  • 麺中盛り100円
  • 麺大盛り200円

私はお腹が空いていたのでラーメン中盛りを、同行者はチャーシューメン中盛りを注文しました。

テーブルの上には様々な調味料があります。自分のお好みで味を調整できます。

ただ、私は、そのままでおいしいと思うので、この調味料を使ったことがありません。

待つこと10分ほど。
ラーメンが出てきました。

大きなチャーシューと、ホウレンソウ、もやし、海苔。
ホウレンソウが少し乗っかるのは家系ラーメンのシンボルですね。
味の濃い醤油豚骨は野菜が良く合います。
味卵は開店10周年の特典だそうです。いつもは入ってません。ラッキーです。
スープは沢山入ってます。うまみが濃厚なスープなんですけどしつこさが無いので、麺を食べ終わった後もスープを飲むのが止まらないのです。

麺はこんな感じです。

軽く波を打った太麺です。もちもちした麺で、適度に汁を絡めてくれます。
この麺は長さ15cm位であまり長くはありません。
長くないので、箸で麺を持ち上げた際にちょうど食べやすい大きさになります。
チャーシューは、赤身が多めの肉で作った、食べてる感があるしっかりしたチャーシューです。

最近、目立つ、脂身だらけのバラ肉を煮込んで作ったチャーシューとは異なります。
私は、あの脂だらけのチャーシューは好きでは無いので、こういうしっかりしたチャーシューを出してくれるのは、うれしく思います。
餃子はこんな感じです。

餃子はお店オリジナルの手作りで、プリプリしていて、噛むと中から肉汁がジュワーと出てきます。
てっぺん家の餃子、おいしくてオススメです。

面白いのは、色々な地ビールを扱っていますので、晩飯時は楽しみが増えます。
餃子と地ビールで軽く一杯やってから、ラーメンに進みます。

Yシャツなどへの汁はねが気になる方には、紙エプロンもあります。


外国人向けのメニューもあります。

幼児向けの椅子やラーメンもあります。

このような来店客向けの心遣いがあちこちに感じられるところが、私がこのてっぺん家を好きなもう一つの理由です。
外食は、食べ物の味だけではなく、お店の心遣いも一緒に味わうものだと思います。
食べ物が美味い店は沢山ありますが、それは当たり前のことです。プロなんだから美味いもの作るのは当然でしょう。
食事の目的は、まず第一にはおいしいもので空腹を満たすことですが、快適さがなければ折角の料理も価値は半減してしまいます。
てっぺん家は、そこのところをとても良く分かっていて、店員さんの振る舞いが、ちゃんと客に快適さを提供しようと考えられています。
食事もサービスも外さない、素晴らしいお店だと思います。

私的家系ラーメン3店

横浜・川崎では、今やすっかり定着した【家系ラーメン】です。家系ラーメンと言われる店は横浜・川崎だけではなく、全国規模であちこちにあります。私はもちろん全店に行った訳ではありませんが、ラーメンを食べたくなったときには、かなりの割合で家系ラーメンを食べに行きます。

今のところ、私的な、家系ラーメンお気に入り3店は、次の3つ。

  • 元住吉のてっぺん家
  • 横浜・都築・センター北の近藤家
  • 上永谷の本牧家

今回はてっぺん家特集でしたが、他の2店については別の機会にレポートしたいと思います。

元住吉でおいしいラーメンを食べたくなったら、【てっぺん家】、オススメです。

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はにわ官房長官

はにわ官房長官です。スローな旅行と下町が好きで何かと驚いてます。仕事もしてます。ブログ書くのとかWordpressいじるのとか初心者レベルですが何でもやっちゃいます。