【株式 IPO銘柄ウォッチ】3446 ジェイテックコーポレーション

はにわ官房長官
急に暖かくなりました。このまま冬が終わってくれると良いなぁと思います。しかし、花粉の飛散も一気に激しくなっているようで目が辛い・・・

2018年のIPO2社目は、2月28日にIPOしたジェイテックコーポレーションです。

ジェイテックコーポレーションも、2月23日IPOのMマートに続いて初日値付かずでしたね。現在引き続きIPO市場は好調です。

ジェイテックコーポレーションのIPOの状況を見てみたいと思います。




会社情報

会社名 株式会社ジェイテックコーポレーション
証券コード 3446
会社Webサイト https://www.j-tec.co.jp/
目論見書  こちら

ジェイテックコーポレーションの会社情報です。

オプティカル事業、ライフサイエンス・機器開発事業を手がけています。

大阪大学をはじめとする国立大学、理化学研究所、国立病院との連携した展開が特徴の、技術開発型企業です。

 

同社の強みは、オプティカル事業においては、

  1. 世界先高性能のミラー
  2. 最先端放射光施設の増加による需要の世界的拡大(第4世代放射光施設やX線自由電子レーザー施設)
  3. 求められる次世代技術への取り組み

です。

ライフサイエンス事業におおいては、

  1. 自動細胞培養装置における高い国内シェア
  2. 独自の3次元細胞培養技術(弾性軟骨の大型化やiPS細胞の大量培養を実現)
  3. 創薬・再生医療向け支援展開(独自の培養技術)

です。

高い技術力で、経済産業省、科学技術振興機構、中小企業基盤整備機構などの公的機関に高く評価されています。

IPO市場情報

上場日 2018年2月28日
市場 東証マザーズ
売買単位 100株

まだ売り上げ規模が50億円ほどなので、IPOの市場は東証マザーズですね。

ブックビルディング情報

期間 2018年2月21日(水)-2月26日(月)
仮条件 2,100円~2,250円(平均価格2,175円)
決定公募価額 2,250円

ブックビルディングの結果で、公募価額は上限の2,250円に決定しています。先日のMマート同様です。人気がありますね。

公募・売出株価情報

公募株数 500,000株(43.5%)
売出株数 500,000株(43.5%)
オーバーアロットメント
による追加売出
150,000株(13.0%)
引受価額 2,070円
手取金額 1,025百万円
発行済株式総数 5,620,000株
公開株数 1,150,000株(20.5%)
公募時価総額 12,645百万円

手取金は、開発センターの構築など、開発環境への投資資金に充当するようです。

シンジケート団構成情報

SMBC日興證券  365,000株 73%
野村證券 30,000株 6%
SBI証券 20,000株 4%
みずほ証券 20,000株 4%
エース証券 20,000株 4%
東洋証券 20,000株 4%
岡三証券 10,000株 2%
エイチ・エス証券 10,000株 2%
マネックス証券 5,000株 1%

SMBC日興證券が主幹事です。

初値と株価推移

初値 5,380円
暴騰率 331.1%
初値時価総額 54,514百万円
最高値 12,920円
初値からの高騰率 33.2%

先日のMマートに続きジェイテックコーポレーションも初日は値付かずで、2日目に暴騰率331.1%で初値。その後に33.2%UPの最高値12,920円まで上がっています。

業績情報

会社が発表した情報です。

 

2017年
6月期(直近)
2018年
6月期(予想)
成長率
売上高
(百万円)
801 1,223 53%
経常利益
(百万円)
199 417 110%
当期利益
(百万円)
129 288 123%
純資産
(百万円)
584
総資産
(百万円)
1,122
EPS(円) 15.92
BPS(円) 51.19
1株当配当金
(円)

2018年6月期は第二四半期の売上高進捗率が35%、経常利益進捗率が48%です。季節変動要因などがあるかもしれませんが、積極的な予算となっているようです。

考察

世界の最先端産業のニーズを捕らえたジェイテックコーポレーション。今後の世界の技術革新の波を捕らえて強力に進んでいって欲しいと思います。

 

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はにわ官房長官

はにわ官房長官です。スローな旅行と下町が好きで何かと驚いてます。仕事もしてます。ブログ書くのとかWordpressいじるのとか初心者レベルですが何でもやっちゃいます。