久しぶりのタイ出張になりました。
海に囲まれた日本は、仕事で外国出張をするには飛行機に乗るしかありません。
国際線の飛行機は大抵が大型の飛行機なのですが、それでも飛行機は飛行機なので、大して広くはありません。
タイだったら6時間ほど、閉ざされた空間の中で過ごさないといけません。
「6時間くらい我慢しなよ。」
とも思いますが、楽チンに移動できれば、それに越したことはありません。
今回のタイ出張はラッキーなことに、
往路はJALのビジネスシートで、羽田発深夜便でバンコク・スワンナブーム国際空港へ、
復路はJALのプレミアムエコノミーシートで、バンコク発の深夜便で羽田へ、
という乗り方となりました。
どのくらいラッキーかと言いますと、
JALのバンコク便・7月のある日の往復最安値価格(H.I.S.サイトから)は次のとおり。
座席クラス | エコノミー | プレミアムエコノミー | ビジネス |
---|---|---|---|
料金 | 55,240円 | 131,240円 | 175,280円 |
なんと、ビジネスクラスはエコノミーの3倍以上もします。
1時間あたり約1万5千円です。
高ーい!
もし私が自腹で乗るんだったら、間違いなくエコノミーです。
しかし、今回は自腹じゃないので気楽に楽しむことにします。
このページの目次
羽田発の夜便でタイ・スワンナブーム空港へ
さて往路です。
深夜00:40羽田発→05:00タイ・バンコク着のJAL33便
です。
ラッキーなビジネスクラスです。
日本とタイの時差は+2時間です。
日本の時刻-2時間=タイの時刻
となります。
たとえば、日本が午前11時のとき、タイは午前9時です。
到着時刻は現地時間ですので、予定のフライト時間は6時間20分です。
出発から1時間、到着前1時間は寝てられないでしょうから、ぐっすり寝たとしても4時間ほどの睡眠時間になりそうです。
深夜の羽田は混雑してました
さて、出発時刻の2時間前にはカウンターに行って、チェックインを済ませるのが国際線の搭乗手続きの目安です。
深夜の零時40分発なので、22:40までにはJALのカウンターに行きます。
22時過ぎに京浜急行の羽田空港国際線ターミナル駅に着きました。
パラパラと人がいます。
そこはかとなく旅の哀愁が漂うような少し寂しい雰囲気です。
エレベーターで出発ロビーに向かいます。
出発ロビーに着くと・・・
大混雑やんけ・・・
ベンチは満員で座る場所はありませんでした。
うろつくのは止めて、早々にチェックインしてイミグレーションを通って出発ゲート側でくつろぐことにします。
今時の飛行機のチェックインは、自動チェックイン機にパスポートを当てるだけですぐに発券されます。
カウンターに並ばずに、あっという間に発券完了。
便利になりました。
しかし荷物の預けはカウンターに行く必要があります。
発券したら、スーツケースを預けます。
相変わらずタイ便は乗客が多いようです。
タイは人気ですね。
私もタイ大好きです。
おっと、今回はビジネスクラス用のカウンターでOKでした。
ビジネスクラス用のカウンターはガラガラで、あっという間にスーツケースを預けられました。
ラッキーです。
ついでにマイレージも登録してもらいます。
ちなみに、タイ、台北、シンガポールでは電子タバコは禁止だそうです。
普通のタバコは既に厳しい取扱いです。
タバコ好きな人には不幸な時代ですね。
私はタバコ吸いませんので、私には全く関係ありません。
カバンを預けたら
手荷物チェック→出国審査を通り抜けます。
夜中の免税店。そこそこ客がいます。
お客さんは沢山買ってるなぁ・・・
さて、JALのビジネスクラスやプレミアムエコノミーはJALのラウンジ、サクラ・ラウンジに入れます。
これまたラッキーです。
いそいそとサクララウンジに向かいます。
サクララウンジでとりあえずカンパイです。
出張が成功しますように、と。
同行者はソッコーで1杯目空けちゃってます。
サクララウンジ慣れしている同行者に、
「食べた方が良いよ」
と、勧められて食べたビーフカレーです。
大変おいしかったです。
カレーは大好きなので、相当数食べます。
実はこの日の晩ご飯もカレーだったのです。
まぁ家のカレーが不動の金メダルだとして、
このサクララウンジのカレーは、かなりの「The 日本のカレー」という感じで、
銀メダルをあげちゃって良いんじゃないかと思えるくらい、
とってもおいしかったです。
同行者曰く、この超ウマ・ビーフカレーは、日本のサクララウンジじゃないと食べられないとか。
羽田のサクララウンジ、おいしい食事もお酒も豊富で、数時間はいたくなります。
これはまたラッキーでした。
深夜なのに調子よくビールを空けてたら登場時間が迫ってきましたので、ボーディングします。
さすがの羽田も深夜は空いてます。
サクララウンジで沢山食べて飲んだので、幸せにダルダルな一行になってしまいました。
飛行機に乗りました。
ビジネスクラスのシートは、シェル状ですね。
いつものエコノミーの長ベンチではありません。
広々してます。
背もたれと足置きが、ほぼ一直線になるほどリクライニングします。
寝心地良さそうです。
足下も広々していて、身長173cm・足短めな私では、足を伸ばしても前の席に届きません。
横に2席-2席-2席の配置ですが、前席との感覚が広いので、窓際席でもトイレに行くのは簡単ですね。
アメニティも色々着いてます。
歯磨きセット、耳栓、アイマスク、ブランケット、スリッパ
が備えられてました。
さて、離陸して巡航高度に届いたらすぐに、おつまみが出てきました。
深夜の1時です。
既に寝ている人もいましたが、私は初心者らしくせっかくなのでいただきます。
先ほどサクララウンジで沢山ビールを飲んだので、ビールはやめてジュースにしました。
明日は早々に仕事が始まりますので。
牛肉のマリネ(かな?)ウマーです。
普段だったらこれでグラスが何杯空くことか。
家で晩ご飯→サクララウンジで酒&軽食→飛行機でおつまみ
と続きましたので、あり得ない位満腹になりました。
12インチくらいありそうなモニターで映画を流しながら、
シートを最大限リクライニングさせて寝ました。
お休みなさい・・・
到着2時間前に、朝食が出てきました。
この時点ではまったくお腹は空いていないのですが、
ここで食べておかないと、昼までちゃんとした食事にありつけないので、ガンバッテ食べました。
飛行機の上の食事と思えない程の豪華さです。
高級なホテルの朝食と遜色ありません。
良いお味です。
空腹だったらなおさらおいしく感じたと思います。
しかも時刻が日本時間で午前5時頃なので、まだ胃袋が起きてません。
食べ終わってトイレに行きます。
トイレに入ったら、洗面台にモンダミンと歯ブラシセットが置いてありました。
これは便利。早速利用します。
席に戻ると程なくアナウンスがあり、着陸体制です。
タイ・バンコク・スワンナブーム空港に着きました。
ビジネスシートで足を伸ばして寝られたので、とっても快適でした。
なんだか、いつもよりあっという間に到着した気がします。
空港内人はまばらです。
朝5時ですからね。
しかし、それにしても、眠い・・・
シートが良くても、睡眠時間が足りないことは、どうしようもないですね。
ギリギリの空港到着
仕事は順調に終わりました。
帰路に就きます。
帰りの便は、21:55タイ・バンコク発→翌朝06:05羽田着のJAL34便です。
単純に時刻だけ見ると、帰りはえらく時間がかかるように見えますが、これも時差のせいです。
日本時間に直すと、23:55発→06:05着なので往路と変わりありません。
たいていの場合、タイからの帰路は偏西風に乗るためか短い時間で到着します。
スワンナブームでの搭乗までの間に写真を沢山撮ろうと思っていたのですが、空港に向かう直前に友人と話が盛り上がってしまい、
気がついたら時間がギリギリになっていて、慌ててしまいました。
スワンナブーム国際空港に到着したのが、飛行機の出発時刻の1時間前を切ってました。
危なかったです。
JALのカウンターでは手際よくチェックインしてくれ、出国検査もイミグレーションも空いていたので、
結果としては全く問題無くあっという間に進めました。
感謝感謝。
バンコク・スワンナブーム国際空港も夜は空いてますね。
ハヌマーンの後ろ姿を見ながら、
「タイ、バイバイ。また来るね!」
って感じで進みます。
タイって、何度でも来たくなります。
さて、プレミアムエコノミーシート利用でもサクララウンジが使えます。
スワンナブーム国際空港のサクララウンジは、羽田ほどは料理が豊富ではありませんでしたし、結構混雑してました。
無事搭乗。快適なプレミアムエコノミー
サクララウンジで急ぎ目にビールを一杯飲み干し出発ゲートに向かいます。
程なくして無事搭乗できました。
プレミアムエコノミーシートは、広めの座席が横並びにつながったベンチタイプのシートです。
シートの間には広めの肘置きがありますので、隣の人と肘がぶつかることは少なそうです。
快適です。
足下は、ビジネスクラスほどではありませんが十分なスペースがあります。
テーブルはエコノミーシート同様に前席から倒れるものですが、座席が広い分テーブルも広いです。
食事は普通のエコノミークラスと同じなようです。
軽く寝て起きた頃、羽田到着前に小さなカップうどんが出てきました。
こういうの、何気にホットさせてくれます。
快適なうちに帰国
今回は往復で良いシートに乗ることができたので、空港到着から空港を出るまでの間が大変快適な旅行となりました。
変更したい点があるとすれば、どんなシートかに関わらず、
タイに行くなら、昼の飛行機で行く方が良いですね。
タイで1泊1万円見ておけば、とても快適なビジネス向けのホテルに止まることができますから、
移動時間をしっかり確保して、夜はホテルで休むことをお勧めします。
最もオススメなものは・・・
最後に、羽田のサクララウンジには、早ーい時間に行っておいて損はありません。
オススメです。
はにわ官房長官
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