ヘラクレスオオカブトが触れられるとしまえんの昆虫館に行ってきた!

ざいむ大臣

最近急に虫にはまりだした我が子・・・前々から昆虫館にいきたいと行っていたので近場で探したところ、なんととしまえんの園内にあることを発見。

そんなわけで子供と二人でとしまえんの昆虫館に行って来たのでご報告します。

この記事で紹介する昆虫館は、練馬区にある豊島園の中の施設「としまえんのもり昆虫館」です。40種類の外国原産の昆虫を展示しているだけでなく、その生体なども見れるので虫好きの小さい子供におすすめです。

また、カブト虫の王様と言われるヘラクレスオオカブトが1年中展示しており、「ふれあいジャングル」という昆虫を触れ合うことができるスペースで触れることができます。

ヘラクレスオオカブトの他にも色々な種類のカブトムシやクワガタが放し飼いにされているので小さなお子さんだけでなく大人も一緒に楽しむことができます。




土日でもガラガラな豊島園の昆虫館

豊島園の昆虫館に行くのは、まず園内に入るための入場料が必要になります。入るだけなら大人1,000円(中学生以上)、子供500円(3歳から小学生)と他の遊園地に比べて割安。

ジェットコースターなどの乗るなら大人4,200円、子供3,200円(身長110cm以上)で乗り放題になります。ちなみに昆虫館は、別途300円かかるので昆虫館だけに行くならちょっと高いですね。

ちなみに場所ですが、豊島園内の端っこにあり、正直とてもわかりにくいところにあります。豊島園の近所に住んでいるので何度も訪れているのですが、今回行くまで昆虫館が豊島園にあること自体知らなかったほどです。

豊島園東ゲート

豊島園には、正門、東ゲート、西ゲートと3つの入場口があります。昆虫館に行くには、東ゲートから入場するのが一番の近道です。

上の画像は、土曜日の開園にいったときのものですが並んでいるのは10人ほどで駐車場もまったく混雑ガラガラ・・・。

ディズニーランドと違い気合い入れて開園前に行く必要はまったくないので気軽にいけるのも豊島園の良いところですね。

昆虫館の場所ですが、東ゲートから入園してまっすぐ行きます。するとすぐに哀愁漂うポニーがお出迎えしてくれます。

ポニー

寂しそうな目をしているポニーを通り過ぎるとメリーゴーラウンドが見えて来ます。

カルーセル

このメリーゴーラウンドは、「カルーセルエルドラド」といって日本で一番古いもので誕生から110年経っている年代物です。

もともとはドイツで制作されその後アメリカに渡り昭和44年に豊島園にきた歴史のあるメリーゴーラウンドになります。

話はそれましたが、このメリーゴーラウンドについたら今度が右に曲がります。

そのまままっすぐ行くとオートスクーターという乗り物とトイレの間に階段が現れます。その階段を登り右手にいくと・・・

としまえんのもり

としまえんのもり昆虫館があります。入館料は、豊島園の入園料とは別途で一人300円必要です。

昔からある豊島園の昆虫館はどんなところ?

豊島園の昆虫館

中に入ると1m以上あるヘラクレスオオカブトがお出迎え!しかもかなりリアルなので虫が苦手な自分はちょっとここで引き気味になりました。

昆虫館はそこまで大きくなく、受付をすぎるとすぐに昆虫の展示があります。まず最初の目を引くのが標本です。

生息地や特徴のかかれた標本が魅力

おそらく昆虫好きには堪らないのでしょうが、虫が苦手な私にとっては正直どうでもいい標本です・・・。

次にタマムシです。遠目で見ると綺麗ですが、近くでみるとちょっと気持ち悪いです・・・。

他の虫と違い蝶の標本は綺麗でした。ただ、日本に生息している蝶よりもはるかに大きいので実際にこれが飛んでいたらプチパニックになるかもしれません(笑)

飛ぶ宝石と言われている蝶みたいですが、子供も私もそこまで興味がなかったので名前が不明です。このほかにも色々な昆虫の標本があるので虫好きな方にとっては天国かもしれません。

世界各国のカブトムシやクワガタの生体展示がある

何クワガタなのかよくわかりませんが、外国原産の大きいカブトムシやクワガタが多く展示されているので意外と迫力があります。

コーカサスオオカブト

この上の画像は、コーカスオオカブトといって東南アジア最大のカブトムシでツノが3本あるのが特徴です。ちなみに闘争心がかなりある昆虫で力も強く、羽の上の隙間に挟まれると出血するほどみたいです。

日本のカブトムシの3倍くらいの大きさなので日本にいたら生態系を破壊しそうですね。

アトラスオオカブト

こちらもツノが3本あるカブトムシで見た目は上記のコーカスオオカブトに似ていますが、小型で頭部の突起が尖っていないのが特徴です。

ギリシャ神話に出てくる巨人「アトラス」が名前の由来になっているそうです。ちなみにこいつも闘争心が強いみたいです。

個人的には、巨人アトラスの名前をつけるならコーカサスオオカブトではないのかと心のなかでツッコミを入れてました。

タランドスオオツヤクワガタ

続いてこちらはタランドスオオツヤクワガタといってアフリカ最大のクワガタです。エナメルのような綺麗な光沢と体を震わせて音を出すのが特徴です。

カステルナウツヤクワガタ

次にこちらがカステルナウツヤクワガタです。背中の色が特徴的でマレー半島やスマトラ島に生息しているそうです。

ニジイロクワガタ

世界一美しいクワガタとして人気のあるニジイロクワガタです。カブトムシやクワガタが主に夜行性ですが、このニジイロクワガタが昼間に活動する珍しいクワガタです。

光に当たるとキラキラしていますが、生息しているジャングルの中ではこれが迷彩色になり目立たなくなります。

ギラファノコギリクワガタ

ちょっと見にくいですが、こちらはギラファノコギリクワガタといって世界最大級のクワガタになります。ギラファというのはキリンを意味していて、文字通りハサミが長いのが特徴です。

カブトムシやクワガタ以外の昆虫も生体展示されています

ゴキブリ

こちらはゴキブリ・・・なぜこれを展示しているのがわかりませんが、この昆虫館に展示されている虫のなかで一番活発でした。

そのほかにも、ゲンゴロウなどの水場の昆虫などもたくさん展示されています。あと、なぜかカエルも展示されていました・・・

カマキリの卵

カブトムシとクワガタの次に多かった生体展示がカマキリです。

カマキリは義体化がうまいので正直どこにいるのかまったくわかりません(-。-;

カブトムシやクワガタよりも動かないため見ていてもそこまで面白くはないです。ただ珍しい種類が多いので、カマキリ好きの方がみたら興奮するかもしれないですね。

豊島園の昆虫館のメインはふれあいジャングル

この昆虫館のメインがふれあいジャングルです。カブトムシやクワガタが放し飼いになっているだけでなく、1年中ヘラクレスオオカブトに触れることができるのも魅力です。

上の写真ではどのくらいの大きさなのかわかりませんが、手のひらに乗せた感覚では約15cmほどあったかと思います。しかも日本のカブトムシに比べて力強く重いです。

ふれあいジャングルの中には、このような木にたくさんのカブトムシやクワガタがはりついています。

このように地面にいる場合もあるのでうっかり踏まないようにしましょう。それと、木に張り付いているカブトムシやクワガタは、無理に剥がそうとすると足が取れてしまうことがあるので無理やりひっぱらないようにしましょう。

手にとってみたいなら、上の画像のように地面いるカブトムシやクワガタにすると簡単に持ち上げられますし、足が取れる心配もありません。

1年中ヘラクレスオオカブトを触れられる昆虫館は豊島園だけ

昆虫館としてはかなり小さめで20分もあれば全て見て周れるほどです。昆虫館を目的として行くとしたらちょっと物足りないかもしれませんが、遊園地に来たついでに行くのであればおすすめできます。

また1年中ヘラクレスオオカブトに触れられる昆虫館はなかなかないので豊島園に来た際には寄って見てください。