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川越といえば小江戸を象徴する蔵造りの街並み
小江戸といえばやっぱり蔵造の街並みが一番の観光名所!この蔵造の街並みですが、明治時代に起こった川越の大火の復興シンボルでもあります。
川越の大火は町の3分の1ほどを焼失した大規模な火災でした。その大火で焼け残った建物が蔵造の建物だったのです。
そのことから川越の商人は、耐火性に優れた蔵造の建物を競って作ったと言われています。その頃すでにレンガ造りや石積みといった近代的な建物もあり、蔵造よりも低コストで建築できたそうですが、川越の商人はコストのかかる蔵造を好んで建てたそうです。
ちなみになぜコストのかかる蔵造を選んだのかというとその当時の川越かなり景気がよく商人が見栄を張るためとも言われています。
蔵造の街並みが楽しめるメイン通りは、観光される方が歩きやすいように電柱を地下に埋められています。ただ、蔵造のメイン通りは、交通量も多くバスなどの大型の車両も通りますし、最近観光される方も増えたので土日祝日はちょっと歩きにくいのが難点です。
とはいえ、蔵造の街並みに以外にも楽しめるところがあるので日帰り旅行としてはおすすめできます。
おしゃれなカフェやお土産屋さんも多い
蔵造の街並みには、昔からあるお土産屋さんから最近できたおしゃれなカフェなど色々なお店があるので歩くだけでもちょっと楽しいです。
蔵造は、商店なので実際に中に入って買い物やお茶も出来ます。
蔵造りと並んで有名なのが時の鐘
今でも1日4回時間を知らせてくれる川越のシンボルです。見た目からいって歴史がありそうな建物ですが、現在建っているのは4代目です。
実は川越は江戸時代から火災が多く、時の鐘はその度に焼失していたので見た目ほど古くない建造物です。ちなみに時の鐘は、蔵造の通りにあるので人が多く訪れますが、そこまで見応えはないです。
蔵造りの裏手には菓子屋横丁がある
駄菓子や飴、せんべいなど昔ながらのお菓子が売っているので小さいお子さんなどにはおすすめです。菓子屋横丁というと、みなさん長い通りを期待していきますが、実際には100M位のしかないです。
なので期待していくとがっかりすることもあります。
大正時代の洋館もみどころ
子どものころは、「きったねー建物だな」など思っていましたが、今見ると味のある建物がたくさんあります。
川越は蔵造と洋館が合わさった町でもあるので歴史的な建造物があり、個人的にはおすすめです。
ちなみにこちらの洋館も歯科医院やお店として営業しているので中に入ることができますよ。近代的な洋館と伝統工芸の蔵造の街並みが同時に観れるのも川越の魅力の一つです。
お寺や神社が意外と多く隠れた観光名所が川越にはある
川越には、日光と並ぶ三大東照宮の仙波東照宮や江戸城ゆかりの建物がある喜多院、1,500年以上の歴史がある川越氷川神社、熊野神社、成田山、八幡宮など数多くのお寺や神社があり「川越願いごとめぐり」という観光コースもあります。
春日局ゆかり地喜多院はおすすめ
地元の人が蔵造りと同じくらいおすすめするのが喜多院です。徳川家光誕生の間や春日局が使っていた化粧室、江戸城から移築された建物も多く国指定の重要文化財にもなっているほどです。
ただ、隣に成田山の大きいお寺があるので間違えて行ってしまう方がいるので注意しましょう。
日光・久能山と並ぶ日本三大東照宮の仙波東照宮がある
三大東照宮と呼ばれる仙波東照宮ですが、なぜそんな呼び名がつくのか正直わからないです。日光と比較するとそのスケールは、10分の1以下です。
喜多院の隣にあるのでついでに観光される方も多く意外と人は多いです。
縁結びの神様がいる川越氷川神社
川越氷川神社の見どころは、とっても大きな鳥居と風鈴。それと最近では縁結びの神様がいることで恋人のほしい方にも人気のスポットです。
氷川神社の隣には、氷川会館という結婚式場があるので運がよければ白無垢の花嫁さんを見ることができます。
川越城唯一の遺構が本丸御殿
本丸御殿と言われてもピンくる方はなかなかいないですよね。ちなみに本丸御殿があるのは東日本では川越城だけです。西では名古屋城ぐらいです。
なので全国的にも珍しい建造物になります。ちなみにこの本丸御殿は何をするのかというと、城主の居住や仕事場、家臣の詰め所の役割があり、言わばお城の中心となっている場所です。
既存の本丸御殿は、当時の数分の1程度ですが、中を見学できその時代の様子を知ることができます。
川越に来たら食べて欲しい美味しいグルメ
川越って何が名物なの?とよく聞かれますが、正直地元の人でもあまりわかりません。サツマイモが名物でしょ?なんて言われたりもしますが、川越に芋畑って実はあまりないんです。
昔はあったのかもしれませんが、どちらかというと川越近隣の市のほうがおそらく芋の生産数は上かと思います。とはいえサツマイモを売りにしているお店も多いので紹介します。
やっぱり川越といえばイモ
最近テレビや雑誌などによく登場するのがおさつチップです。これを食べながら観光している方も多いですよね。
お店は時の鐘のすぐそばで、土日は長い行列を作っていますが回転が早いのかそこまで待たずに購入できます。
おさつチップもおいしいですが、つぼ焼いもの方が個人的には好きです。おすすめのお店は「つぼやき 平本屋」です。
ここの焼き芋は、とても甘くて濃厚な味が魅力です。またつぼで蒸し焼き状態になるのせ皮もとても柔らかく美味しいです。
川越にきたら是非平本屋さんのつぼ焼きいもは食べてほしい一品です。
あまり知られていないがうなぎも名物
はっきりいって地元の人は、サツマイモよりもウナギの方が名物だと思っています。食べログなどでも評価の高いウナギ屋さんも多く、芸能人などの著名人が訪れる名店もあります。
その中でもおすすめなのが「いちのや」さんです。ちょっとお高いですが、ここに行っておけば間違いなしです。
元祖魚介系つけ麺の頑者
魚介系スープのつけ麺のさきがけといえば頑者です。太めんでとろけるほど柔らかいチャーシュー、濃厚な魚介系スープを一度食べたらやみつきになります。
人気店なので夕方にはスープが無くなり夜まで営業していることはほぼないです。行くなら早い時間がおすすめです。
まとめ 小江戸川越は日帰りで行ける観光地
江戸時代、明治時代、大正時代の歴史的な建物や美味しいグルメも沢山あってなかなか楽しめる街です。
小江戸川越は、交通の便もよく池袋からたった30分で行ける観光地です。日帰りでどこか行きたい!と思ったときなどには最適の街かなと思います。
zaimudaijin
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埼玉の数少ない観光地、小江戸川越。その川越の観光名所やグルメ情報を雑誌やテレビなどで紹介されている有名なところから、地元の人しかしらない穴場まで紹介していきます。
川越にちょっと興味がある方や今度行ってみようと思っている方のお役に立てれば幸いです。