新大久保駅から5分、裏通りで住宅街の中にある1日4組限定の完全予約制、そして厳選された松阪牛と丁寧に漬け込んだ絶妙なケジャンが食べられる「ホルモン船ホールちゃん」。
多くの芸能人や各業界の方がお忍びで訪れる人気店にとうとう来店するときが来ました。
このページの目次
「ホルモン船ホールちゃん」へいざ！
新大久保駅から徒歩5分ではありますが、賑わっている駅前から細い路地を歩いていくとひときわ明るいのれんが見えます。
はじめてのお店は外観からテンションが上がりますね。
語彙力がない私はもうここに来て「やばいね、楽しみね」しか言えません。
店内は本当に狭く、4組が本当にギリギリしか入れない程の坪数。
日本ではない異国の店内の作りがぷんぷん漂ってきますね。台湾というか中国というか。
テーブルには懐石料理でも出てくる敷紙が敷かれていてこれから出てくる料理への期待感が膨らむばかりです。
肉は冷凍を使わず冷蔵庫を持たないこだわり
オープン前の早めの来店だったので仕入れされている素材（肉）を拝むことができましたがめちゃくちゃ美味しそうな部位。
「ホルモン船ホールちゃん」は1日4組の完全予約制で10年も続いているお店で松阪牛、短角牛、あか牛など生のお肉だけ仕入れているそうで店内に冷蔵庫を置いてないそうです。
ｱﾝﾆｮﾝﾊﾞﾝｶﾞﾊﾞﾝｶﾞ 무엇 계속 말하고거야！！
いきなり現れました。この方がホールちゃんの店主で鄭（テイ）さんと言って韓国出身の方です。キメ顔を決めてくれました。
普段は強面なのにふと見せる笑顔が素敵で気さくな店主さんです。
なんと今店主さんテレビに何度か出てるほどの料理の腕前のようなんです。これから出てくる料理が楽しみですね。
ホールちゃんのおまかせ料理【前編】
「ホルモン船ホールちゃん」にはアラカルトメニューはありません。基本的には「おまかせコース」のみとなり次々と料理が運ばれてきます。
「チャンジャと牡蠣の塩辛」
このチャンジャ半端なくうまいです！！一つは大きめのごろつき調味素材やしっかり漬け込まれた日本人好みのタラの胃袋。
もう一つはなんと牡蠣の塩辛。こっちはもっと辛めですが、牡蠣の濃厚なミルク感と韓国風の辛めな味付けがビールが止まらない。。
「キムチ」
このキムチも辛さと味付けのバランスが最高。やっぱり本場のキムチはやっぱり違います。
これ韓国市販モノであるなら銘柄を聞いておけばよかったと思えるほど気に入りました。
「レバーステーキ」
鮮度は恐ろしく良くてレバー独特の臭みが一切なく、同席した全員がひとくち食べてから気づきました「あ、これあかんやつや」と。お酒が止まりません。
素材や鮮度が良い内蔵系はいつも来店する焼肉屋なんかと比べても異次元で、半端なく感動があります。
「センマイ」
ホルモンの刺し身系といったらやっぱりセンマイ。白センマイですがこのきゅうりとシャリシャリ感と柔らかく下処理されたセンマイの和風ダシの味付けが絶妙。
「ホタテのチヂミ」
韓国の代表料理ですね。ふわっとこんがり焼き上がった香ばしい表面に中は甘いホタテが入ったチヂミは下味もしっかりしててこれは箸が止まりませんね。
どれだけ酒を飲ませるんやーい！
「イタリア産ブラウンマッシュルーム」
最初大きなしいたけ？？と思いましたが、大きなマッシュルームだそう。炭火でじっくり焼き上げてひっくり返った状態です。
そう、このマッシュルームのひっくり返った傘の部分にジューシーなマッシュルームスープが入ってるんです。これをまずスプーンで飲む。
「牛の刺し身」
ここで本命の肉登場。もうこれは見てすぐ分かります。美味しいんでしょ？高級寿司で出てくる肉寿司のアレでしょ？
松阪牛、短角牛、あか牛のどれか定かではありませんでしたが、鮮度の良い生マグロの大トロとこの牛のトロは向かうところ敵なしな刺し身には間違いなしですね。
「名物ケジャン」
ここでホールちゃん名物のケジャン登場。韓国の代表料理で愛媛産、佐賀産の生ワタリガニを特製ダレに漬け込んで熟成させた逸品。
このオレンジ色した部分が内子（卵）が特徴で、メスのワタリガニでなければ実現できないこの甘さ。このためにこの店に来るべきだー！！
【一端】ホールちゃんで飲めるお酒
ホールちゃんで飲めるお酒はビールやハイボールを始め、ホッピー、焼酎、自家製レモンサワー、マッコリ、百歳酒、ワイン・シャンパンなど色んな種類があります。
「生マッコリ」
2,480円もする生マッコリ。気になるので頼んだらなんと「やかん」で登場。
日本で飲めるマッコリとは違って辛口よりのキリッとした風味。でもホールちゃんで食べられる絶品料理には確かに合う。
「百歳酒」
こちらも韓国で製造されている飲むと百年生きられるといわれている健康酒です。
飲むと白ワインの方な芳醇な香りの中に人参（高麗人参）のほのかな味が漂い、健康によいハーブが入ってると聞くとグイグイ止まらずにはいられない！！
ということでワインやその日で仕入れているお酒も楽しめるのでこのホールちゃんの料理と共に色々楽しめます。
ではおまかせコースの後編と行きます。
ホールちゃんのおまかせ料理【後編】
「牛モモのレア焼き」
肉の赤身ってこんなにピンク色してますか？？っていうぐらい美味しい脂が詰まっているんでしょう。
ひとくち食べて一緒に来店した3人がこれほどまでに「ウホ！！」「魚（ウオ）！！！」というゴリラや魚の鳴き声を出したほど感動の旨さ。
「ハラミとタンのステーキ」
マシュマロよりも大きめなサイコロカットのタンとハラミをテイさんの絶妙な焼き加減で焼いてもらいました。
噛んでいくうちにジュワジュワと出てくる旨味はたまらんですよ。揚げ玉ねぎが良いアクセントになってますね。しびれるぅ〜(゜∀。)ﾜﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬ
「ホルモン煮込み」
ここまで来るともうお腹パンパンかと思いきや、ここにたどり着くまでに相当飲み続けて胃袋麻痺状態。
ならばという勢いでマスターの自信作のホルモン煮込み。韓国風の甘辛な味付けでこの牛クラスのホルモンは半端なく美味しい。
「ホルモン盛り合わせ」
ここで究極のホルモン船が登場。ハツ、ミノ、コブクロ、シビレ。やっぱり選びぬかれた牛の内蔵も半端ない内臓でした。
特製タレと刻みわさびと一緒に食べれば歯ごたえと噛めば噛むほど出てくる様々な旨味を感じて「どんだけお酒飲ませるんかい」と思わず口に出してしまいます。
「ワタリガニのチャーハン」
なにやら最終兵器的なワタリガニにしっかりと敷き詰められたカニダシが染み込んだご飯にこぼれ落ちるイクラとウニ。
一緒に出されたこの韓国のりと一緒に食べるようです。韓国のりに巻いて一口食べると・・・思わず笑みが溢れる。
カニや味噌の旨味が染み込んだご飯はこれほどまでの贅沢品となり一瞬の幸せと引き換えに残念ながら私の胃の中へ運ばれていくのでした。
テイさんは最初は怖い人かと思ったのですが、食事をしながら時間が経つにつれでじゃんじゃん話しをしてくれて最後は一緒にお酒を飲んじゃっていました笑
こういうツンデレな店主がいるのもホールちゃんの魅力かもしれませんね(゜∀。)ﾜﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬ
本場韓国のケジャンと贅沢肉なら一度訪問すべし
私はこのホールちゃんへ一度目の来店からすでに2回も訪問してるほどこの出てきた料理の虜になっています。
芸能界では食通のアンジャッシュ渡部さんなどもお忍びで来店しているようです。それも分かる気がします。
小さいお店ですが一見さんお断りということではなく席が空いていたら電話での予約ができます。
ただしお酒の値段設定は高めでコース料理も高いのでそれなりに財布に気合を入れておいたほうがよいです。
ホールちゃんは誰かとの特別の日や自分への頑張ったご褒美など気軽に行けるお店では無いのですが、一度は来店して欲しいお店には間違いありません。
| 店名 | ホルモン船 ホールちゃん |
| 営業時間 | 完全予約制 17:00～24:00 不定休 |
| 住所 | 東京都新宿区大久保2-13-12 |
| WEB | 食べログでホールちゃんをチェック |
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腰痛防衛大臣
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